熊小屋

どこかにいく

特に自慢できるものもない人生だけど炭火で焼いた丸鳥はこの世で一番美味い

題名がすべての記事でございます。

そもそも使っているスモーカーがオーブン兼用のもので熱源がガスコンロでも炭火でも対応可能な筒型オーブンと考えれば色々と応用が効くやつなんですよ。それで購入当時燻製よりも先に作ったのが七輪に炭をおこしてその上で丸鳥を焼いたローストチキンなんですがこれがとんでもなく美味かったので忘れられない味になっとりました。近年ベーコンを作るようになってスモーカーを使うようになると家人があのチキン食べたいと繰り返すようになり、なら今年は作ろうかと初心にかえり焼いて見た次第。

最近ではライター一発で火がつく炭もあって本当に簡単になったんですがやはりローストする火力を保つためには木炭に火を移す必要がありなんだかんだ手間がかかったんだけど手間かけただけの味はするもんです。スーパーで買ってきた丸鳥は少し小さめの一キロ相当のものに9%の塩とスパイスを擦り込んで一晩寝かせて、さらに焼く前2時間前に冷蔵庫から出して室温まで戻して中心が生焼けになるのを防ぎます。

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あとは七輪の上に置いたスモーカーに吊るして焼く。円筒形で熱対流が起こるからムラなく焼けるのであとはスモーカーまかせ。

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温度は140〜180度くらいで2時間ほどじっくり焼くといい感じの色に。

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なんでそうなのかはわからないけど肉汁がほとんど落ちないで焼けるんですよ。肉が皮の中で蒸された状態でどこもかしこもふっくらしっとり状態で、なぜか関節までが柔らかくなるのでキッチンバサミでさくさく解体できます。バラした状態がこちら。

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中央の胸肉が絶妙なミルキーピンクなのがおわかりだろうか。ローストチキンって言ったって美味しいのは腿だけだとわたしもかつては思ってましたが炭火で焼いてそれが間違いだと思い知らされた。炭火焼チキンで一番美味いのは胸肉。ふわっふわのしっとりで肉味のムースみたいな食感。もちろん腿も美味いし普通なら食べるところなんかなさそうな背肉も筋膜の美味さが感じられる。

重ねてしまうけどとにかく柔らかく箸で簡単にちぎれてしまうほど。

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道具も軽くはないし炭火起こしも時間がかかるけどやっただけの味であるのは確かです。丸鳥が手に入るのも季節が限られるけどそれくらいの頻度ならやりがいがある味。